「手」で思い出した。

大学時代にフラメンコをやってた頃の話。

多摩美のフラメンコ部はかなり有名。

今現役でタブラオやショーでお客をぎゅんぎゅん言わせてる人の中に、多摩美卒業生は少なくないの。(自分の事じゃないけどすっごく自慢☆私が直接習った先輩もいるよ!!)

でね、

フラメンコと言えば足さばき(サパテアートと言う)そして手拍子(パルマと言う)。

踊りの演目にもよるけれど、フラメンコのカウントは、基本的に

11・12・1・2・3・4・5・6・7・8・9・10 / 11・12・1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・・・

の12拍子。(タンゴって言う演目とかは(フラメンコの中のタンゴね。正しくはファンダンゴ デ ウェルヴァかな?ちょーーーーー怪しいけどそんな感じ←なら書くな。)4拍子)

簡単に言うと、この拍子を手でたたいて・足音をその間に入れていってリズムを取る のです。

(確かブレリアは12・3・6・8・10に足を入れる。) 

パルマが狂うと全てが狂うフラメンコ。フラメンコの要はパルマ。 

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パルマができないと踊れないフラメンコは、毎日毎日パルマの練習から始まるの。って 

言うかパルマは日々の積み重ね、いつ何時とも忘れないで、暇さえあればパルマの練習。それがフラメンコそのもののスキルアップにつながるのね。

だから、パルマは死ぬ程やった。手をひたすら叩いて、自分の手の中でいちばん乾いていて・すぐに消える高い音で・大きな音が出る所を探す。叩き方も探す。低かったり鈍かったり、後から叩くパルマの音にかぶっちゃうような音は、どんどんパルマが狂って行く原因になるからNG。

叩いて叩いて、裏拍にもきちんと入れられるようにして、手拍子と手拍子の間隔を全て統一して叩けるようにならなきゃいけない。踊りそのものがパルマの元にあるし、パルマを感じれない踊り手はフラメンコダンサーじゃないんですもの。

だから。「絶対に狂わないように」叩く。

そこから教え込まれた私は、「踊りって・・・」「フラメンコって・・・」

強烈な衝撃と感動と(絶対モノにしてみせる!っていう)欲望に取り憑かれて手を毎日叩く。

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そしてできるのが「パルマ割れ」

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叩きすぎた手のひらは、中指の付け根の下辺りが、縦に赤く 「ぱかっ」 と割れる。

叩きすぎてる先輩なんかは、「ぱか」所じゃなく「ばかぁ」って人も。(←特に冬)

これパルマ割れ。

私にとって、ちょっと憧れだった。

なんかとってもかっこ良かった。

私もパルマ割れ欲しい!って思った。 

パルマが上手くなる事そのものより、パルマ割れが欲しくなった事も若干・・・(アホでしょ)

たぶん、あの頃の事を青春って言うのかなぁって思う。かなり年上臭い言い方ですが(笑)。

けどね、 

愛して病まないフラメンコだったのに、サルサに出会ってしまってからは全く逆の、手に傷がつかないように生活してるじゃない??

なんだろね? 

なんかへんなの〜〜〜〜。 と思うのは・・・当人の私だけ・・・ですか?ね。^^;

responses to “「手」で思い出した。” 4

  1. そうかぁ・・・KEIKO先生はフラメンコをやってたんですね。
    学生時代、どうしてそういう方面を思いつかなかったんだろう(って、かなり昔の話・・・)
    テニスとか、ESSとか、今考えれば、ふつー??
    フラメンコって、手が大切なのね。なるほど・・・・わかるような気がします。
    素人サークルのフラメンコしか見たことないけど。
    手の傷といえば、大学の応援部のリーダーも新人の頃は、乾いた響く音を出すための練習で手の皮が破けるそうですよ。ぱかぁ、じゃなくてズルっと・・・そういえば、息子の手もすごかったですよ。
    新人の頃。それが不思議と幹部になると、もとの綺麗な手のひらに戻っていますよ。拍手なんかしないもの。フラメンコと応援部・・・・共通点があったのね^_^; ほんと、これが青春なんでしょうね?。  こんど、ホンマもんのフラメンコ、見に行ってみようかなぁ。

  2. おお!けいこさん^^

    そう言えば、けいこさんの息子さんが早稲田の応援部だって言ってらっしゃいましたよね☆
    何でしたっけ??何かいい方ありましたよね、、幹部の、いちばん偉い人の事を、団長とかじゃなくて、、、、嗚呼〜。。私痴ホウ?わすれちゃったよ。。何でしたっけ??

    息子さんは、きっとその辛い手拍子に耐え抜いたんですね。
    私は、パルマを正確に打てるようになる前に(ってそもそもそれ自体すごく難しい事なんだけれど)サルサに転向してしまいました。

    (ちなみに・・・あの。。。。知識不足で申し訳ないんですけれど、ESSって何でしょう??)

    BUNKAMURAとかで見る アイーダ・ゴメス とかもいいかもしれないけれど、日本人にも素晴らしいダンサーさんがいます。オススメ(?っていう言い方も変??)のダンサーさん、紹介しますよ!!
    舞台だけでなくタブラオ(食事をしながらSHOWを見れる)も感動します☆

  3. タイトルは「代表委員主将」っていうらしいですよ。ま、学生の場合、幹部には、年月が経てばなれるわけですから、偉いというわけじゃないですよ。本人も、そう言ってます(^_^.)

    パルマって普通どのぐらいかかるんですか?正確に打てるようになるには・・・
    見た目華やかでも、そんな苦労があるんですね?。
    スペインといえばまず闘牛!って思っていましたけど、フラメンコ、機会があったら見てみたいと思います。でも、パルマは大変そうだから、見るだけね^^;

    ESSって(笑)、English Speaking Societyといって、どこの大学にもあると思うんですが、言ってみれば英語クラブみたいなもので、Discussion, Debate, Speech などのセクションに分かれて、活動するんです。ほかの大学との交流も結構盛んです。でも、私は1年でやめてしまいました。
    男女交際クラブみたいだったんだもん。確かに青春時代ですから、そういうこともアリなんでしょうが、
    ちょっとうっとうしくて(今でいう、ウザイ?)。中高とテニス部だったので、あまり、そういう文科系のクラブって肌に合わなかったのね(^_^.)

  4. おぉ。早速のお返事ありがとうございます!

    だいひょういいんしゅしょう・・・やっぱりなんだか強そう&偉い感じに聞こえますね^^;
    その道もかなり険しそうですし。大変なんだろうなぁ〜〜〜。

    >パルマって普通どのぐらいかかるんですか?正確に打てるようになるには・・・

    え〜〜〜〜。。私がこんな答え方しちゃっていいんだろうか?って思いますが、たぶんそれは「センス」だと思います。小さな頃からずっとパルマを聞いて育った人には、その精度や情感あたりは絶対的に負けちゃう何かがありそうですけれど、けっこうすぐにいい音ずっとが出る人もいるし、どんなにどんなに頑張っても、どうしてもリズムがずれちゃう人もいるし。

    むずかしですねぇ。

    カウントやリズムに関しては、小学校の頃ピアノをずっとやっていたお陰もあってか悩んだ事は無かったんですけれど、パルマでより突っ込んだ所までやらされたので、サルサにはけっこうやくだってくれたと思います^^

    そしてESS。
    我が多摩美にもそんな部活が???もしや私が知らないだけで本当はあったのかも。。。
    えぇ〜〜、でもなんだかうちの大学の事だから、あんまり活動して無さげです。
    美術って言うとけっこうおとなしそうですが、多くはつなぎ着て汗だくになって、小汚く制作に励んでる姿を見る事の方が多いのです。科にもよりますが。
    ESS。そんなおしゃれなのあったのかなぁ?????

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