ほんの少し、気分が落ち着いてきました。
前回の日記にとりいそぎお礼は書く事が出来たのだけれど、本当の事を言うと「それしか書けなかった」状態に近かったのでした。
やっぱりね、激しい気持ちのアップダウンは結局の所続いていて、考える事が多くて、文字にするに時間がかかってしまった。
まだまだだなぁ。。私。
うむ。お約束通り、ちゃんと中身も書きましょう!
JSC
経験の浅いイントラ故、(こればっかりは、毎日止まらずに前に進む他どうしようもない)毎年の事だけれども、今年もまさしく「挑戦」の年。
衣装を私が作るっていう挑戦。
AGEHAやLITARENSAを、私抜きで踊ってもらう。つまり私が一切舞台に立たないっていう挑戦。
生徒さんと、ある一定の距離をしっかり保って接するという挑戦。
ちょっと外れた所で、
前夜祭から後夜祭までちゃんとに踊り倒す!!っていう挑戦^^;
他にも細々とあったけれど、大筋でこんな感じ。
まず始めにAGEHAの事を書くと。。。。
愛してる愛してる、愛してるAGEHA。
私がインストラクターになりたての頃から一緒にいてくれるAGEHA。どれだけ愛して、どれだけ成長を喜んで来たか解らないAGEHA。
そりゃぁ一緒に踊りたいっすよ(;⊇;)。
多くの人に「なぁんで踊らないんですかぁ!!?」って聞かれ、「いや、今回は生徒さんだけに頑張ってもらうって決めたんです」そう答えると、「じゃぁKEIKOさんはいつ頑張るんでスかっ!!」位の事を言われ。。。
わーーーっとるわぃ(*⊇*)!!
でも私の決意は固いのだ。
:なぜ今回生徒さんだけで踊ってもらったか?:
私の生徒さんはですね、私なんかについて来てくれる柔軟性とおおらかさがあり、とっても心が優しかったりします。
そして私が出しゃばりだからなのか、生徒さんは反面教師?で あんまり前に前に!って出て行く人たちじゃなかったりします。
つまり。
奥ゆかしいと言えば聞こえがいい? 自信がないのか、臆病なのか、実際私の後ろに引きこもりたがる傾向にあるように思えたりします。
そんな中、ある時私が友人から
「まぁ、AGEHAっつってもあんたしか見ないしなぁ〜」やら
「バックダンサーって感じでしょ?」っていう。。
絶対悪気無いんだろうけれどっ!でもでもでもっ!!それってどうよ!??何なのよ!!!
な発言を結構いただき、いい加減キレて。
「あんたら!頭に来ないのか??そこまで上手くなってんだから見せつけてこい!!KEIKOいなくてもあたしらAGEHAですが 何か?ってやってこい!堂々と踊りきって、そんな汚名を払拭してこーーーーーーーーい!!!!!!」
と爆発。
奥に引っ込みがちな「自分の踊りで魅せる!」気持ちを、グゴごごグゴ〜〜〜〜と引き出してほしかったのです。
だって!!!!!上手くなってんだよ!まじで!!!
自分の生徒さんに向かって手前味噌もいい所ですが、あのねぇ、大きな軌道使うライン(ポージング)取らせたら本当に本当に美しいんですから。
リズムがあり、ステップがあり、ムーブメントがあり、、、。サルサはラインだけではないけれども、でも持論ですが、ライン一つがまともに出なかったら踊りになりません。
自分の体のバランスを把握しきっていないと出せない「ライン」を、私は踊りを踊る上での「土台」と考えているんですね。だってとんでもないボディーバランスの中にリズムを入れた所で、ステップを入れた所で、ムーブメントを入れた所で、形になりゃぁしないじゃない。
だからラインとは魅せる踊りを踊る上での最低条件であり、最高条件でもあると。で、AGEHAメンバーの一部 それがけっこう人を引きつけるまで出来るようになって来たと。
足りないのは「自分を魅せる!」事に対する貪欲さ。
「私に甘えないで、頼らないで、自分達だけで魅せておいで」それは彼女達を成長させるに最短道へ導く言葉のように思えたのです。
途中何度も何度も見ていられなくなって「私も踊る」と言い出しそうになったけれど、そうしてしまってはソコまでの努力が水の泡。絶対出来るから!と自分を、メンバーを信じて、最後まで私がみんな全員と一緒に舞台に立つ事はありませんでした。
AGEHAにとってはこんな背景があった今回のJSC。
結果は・・・と言うと、一言。
「何でだごぉるあ〜〜〜(怒)!!!!!」
泣けてくる。腹が立つ。でもこの感情には理由が2つ。
1つ目は、
嬉しくて嬉しくて悲しい事に、彼女達は、私がいない方のが輝く。(いやいや、そうしむけたんですけども。でも現実少し寂しい。←矛盾)
「何でだごぉるあ〜〜〜(怒)!!!!!」に続くのは、「やりゃぁできるんじゃんか!やっぱしーー(激怒)!」
責任感や重圧が、彼女達を個人として・チームとして成長させたと、そう言っていいんじゃないかなぁと思いました。
そりゃね、個々を見ればまだまだありまっせ。足りない所。
でも彼女達の、人を引きつけようと、手練手管使った感じが素晴らしい。
自分達の役割を果たそうと、精一杯の力でぶつかる姿が素晴らしい。
今までそうしていなかった訳ではないのだろうけれど、その体当たりの仕方が違うというか何と言うか。。わかるかなぁ。。?
ともかく求める所のものをGETできた今回のJSC、先生満足です。
こんなレベルの話なんて、スッカーンと通り越して表現出来てしまうグループもきっと多くあるんだろうなぁ〜(っていうかほとんどなのか?)なんて羨ましく思いますが、自分達は自分達なりの道を全うする事で、確実な成長を遂げていきたいです。
この経験が、きっと今後の成長に大きな役割を果たしてくれるんだろうなぁと思いました。
で、2つ目は、
そんなこんなで、皆の努力に感動している私だけれど、でも。
踊ってる動画見てみれば。。。。。
「ぐぬぬ。。まだ全然伸びれるじゃんか。。。!!!」
本番は練習の3割しかできない とはメンバーMIHOの持論のようですが、それとは別に、伸びる余地がソコに見えるんだよソコに!
みんなが出し惜しみしているとは言わないよ、けど、これが限界ではない。全然ない。
ある一つのボーダーを超える事が出来た今だから発見出来たのでしょうね。その伸びしろ。
でも「何でだごルぁ(怒)」
リミットを自分で決めるんじゃありません!
「やりきって」いるのでしょう。そこに嘘は無いのでしょう。
でも先生の私から見させてもらったらまだ「余地」を感じるのです。
つまりは底上げ、技術と表現力の底上げする事が末端部分に血をめぐらすことになるんだな。ちきしょうめ。
でも喜んで。ずっとAGEHAを応援してくれている人からね、
「今年のAGEHAは今までの中で一番よかったね!」とか
「今年の生徒さんの成長はめざましいね〜」とか
「今までの中で今年のナンバーが一番好きです!」とか。
そう言ってもらってるんだよ^^
やったね!うれしいじゃん!!!
っつーかさぁ。でもさぁ。ちきしょー、あたし出てねーよー。仲間に入れろよー。あたしがいない時だけ本気出すなんて屈折してるぞー。
と嘆きたい。
でもいいんだ。
本番みんなと一緒に踊れないから、衣装に気持ちを込めといたんだ。
愛されてるんだからね?わかってんのかなぁ。(寂)
(長くなっちゃったので次回に続きまーーす)
KEIKO